こんにちは!
今回調査していくのは、2019年に世間を大きく騒がせた京アニの事件について。
殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴された青葉真司容疑者ですが、今年2023年の9月5日に京都地裁にて裁判員裁判が始まりました。
あの衝撃的な事件の後、犯人である彼も大きな火傷を負い、そこからは長きにわたって世間からの注目が絶えませんでしたが、ついにこの時を迎えました。
その事件の真相についてや、彼自身の言葉に注目が集まることとなっていると思いますが、中でも一部からの声が上がっているのが、青葉真司容疑者は統合失調症なのではないかという情報。
今回明らかとなった壮絶な生い立ちとともに、今回は調査していきます。
京アニ事件青葉真司容疑者の裁判員裁判が京都地裁にて行われる
2019年に起きた衝撃的な京アニの事件。
36人が犠牲となったこの事件について青葉真司被告は「私がしたことに間違いない、当時はこうするしかないと思っていた。こんなにたくさんの人が亡くなるとは思っていなかった」と認めているとされています。
9月5日に行われた裁判では弁護人は起訴内容は刑事責任能力の有無や程度を争う姿勢を示したとのことです。
この公判は143日間という長期日程で行われる予定であり、遺族の要望から一部の被害者は匿名で審理される予定となっています。
被告人質問は10月までに9回予定されており、事件の動機や詳細な経緯について被告の口からどのように説明されるかが注目されるものとなります。

青葉真司が統合失調症の噂は本当?壮絶な生い立ちが原因か?
では次に調査していくのが、青葉真司被告が統合失調症という噂は本当なのかということについてです。
その可能性に関しては、過去に行われた鑑定留置での調査やこれまでの彼の異常と思われる言動によって疑惑が生まれたそうです。
調査によると、彼の言動からは統合失調症のいくつかの症状が見て取れたとのこと。
その一つとして挙げられているのが思考奪取で、自分の考えが奪われた、また盗まれたと感じてしまう症状であり、彼が発言していた「小説をパクられた」というものがこれに該当するのではないかとされています。
なぜ彼がこのような、統合失調症を疑われるような症状になってしまったのか明確な原因はわかりませんが、可能性の一つとして考えられるのが、彼の壮絶な生い立ちです。
幼少期の彼は9歳の時に両親が離婚し、そこからは父親による虐待や貧困を経験して不登校になってしまった過去があるとのことです。
20歳を過ぎてからはコンビニでのアルバイトをはじめそこで8年間もの間勤務するものの、店長から仕事を押し付けられるなどの経験があり、それによって人間関係に嫌気がさしてやめてしまったとのことです。
この経験によって「うまくいかないことを人のせいにしやすいパーソナリティが形成された」とされており、その後は収入がなく困窮した生活を送ることとなります。
30歳頃には無職となり、当時京アニのアニメ作品に感銘を受けたことをきっかけに小説家を志すようになりましたが、30代後半には京アニ大賞に応募するほどになりますが、落選を経験。
40歳前後の頃にはネットで京アニ関連のページを多数回閲覧しており、そこで順調に人気を高めていく京アニに怒りを募らせたとのことです。
彼が落選した作品は10年もかけて作り上げた渾身の力作であるとしており、それを落選させられさらに盗用されたと思い込んだと主張していたようです。
自分はうまくいかないのに、順調に成功を収めていく京アニに筋違いの恨みを持ち、それが動機となって例の事件が起こったとされています。
まとめ
今回の記事ではあの衝撃的な京アニの放火事件、その容疑者である青葉真司被告について調査していきました。
過去に見られた異常な言動や彼の人格を考慮するのであれば、統合失調症である可能性はかなり高そうですが、彼の壮絶な生い立ちを知ると、それもそれで悲惨なものだったなと思わされるものです。
決して許される行為ではありませんが、当時の事件は彼の中で苦しい葛藤があったのものだったのかもしれません。
ここから数回にわたって裁判が行われますが、ここからもさらに彼の発言に注目が集まることが予想されますね。
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