こんにちは!
今回取り上げていくのは、現在エンゼルスに所属し、メジャーリーガーとして世界で大活躍している大谷翔平選手です。
デビュー当初から代名詞とも言えるような二刀流を武器に数々の記録を残し、その名前は日本だけではなく世界中で知られるほどの大活躍を続けている大谷翔平選手。
そんな彼ですが、2023年8月23日にレッズとの試合中に腕の疲労を訴えて降板することとなりました。
その診断の結果は右肘の靭帯損傷とのことで、この怪我により今季の残りの試合に登板することはないそうです。
そこで今回の記事では、大谷翔平選手の今回の怪我を含め、これまでどのような怪我、または手術を経験してきたのかを調査していこうと思います。
大谷翔平が右肘靭帯損傷で今季登板終了か?復帰はいつ?
大谷翔平選手は日本時間の24日、本拠地のレッズ戦にて第一試合を「2番・投手」としてスタメン出場するも、2回途中で26球を投げたところで右腕の疲労を訴えて緊急降板。この試合では初回の1打席目で2ランを放つという活躍を見せましたが、2打席目には立たずに途中交代となりました。
続く2試合目では「2番・指名打者」としてフル出場をするものの、試合終了後には右肘靱帯損傷のため今季はこれからピッチャーとして登板しないことが明らかとなりました。
【GMが明言】大谷翔平、右肘故障で今季登板終了https://t.co/ThsHMDxrsm
エンゼルスのGMは「右肘内側側副靭帯の故障のため」と説明。ここまで23試合に登板し、10勝5敗、防御率3.14。2年連続2ケタ勝利をつかんだが、132イニングで2年連続の規定投球回到達はならなかった。
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 24, 2023
大谷選手という投手を失ったエンゼルスへの打撃は大きく今後の成績が危ぶまれますが、彼の復帰はいつ頃を予定されているのか。
医師によると、投球動作は肘の関節に大きなストレスを与えるため内側側副靱帯は常に損傷の危険にさらされているとのことです。
また今回の靭帯損傷にはグレードが3つに分けられているようで、もし一番重いグレード3と診断された場合ですと、一般的には手術後から復帰までに12~18ヶ月ほどかかると言われています(トミージョン手術)。
大谷翔平選手は2018年にこの手術を受けていたようですが、もし再び同じ手術を受けるとなると、復帰まで最長18ヶ月かかってしまうことが予想されるようです、、
ここから先バッターとしてであれば様子を見て出場の可能性もあるかもしれませんが、肘が深刻なのであれば再び手術を受ける必要があるでしょうし、その間の大谷選手不在というのはチームにとってかなりの痛手になることが考えられます。
大谷翔平の怪我歴は?過去のケガと手術歴を調査!
ここからは、これまでの大谷翔平選手の怪我歴と手術歴を日ハム時代から振り返っていこうと思います。
日ハム時代
・右頬骨不全骨折(2013年)
高卒1年目の2013年、試合前の練習中に外野を走っていた際に、フリー打撃のボールが右のこめかみ近くに当たったことによる右頬の骨を折る怪我がありました。
ほっぺは柔らかいものですが、そんなの関係なくほっぺの骨が折れるほどの強い打撃を受けたと考えると想像するだけで痛いですね、、
しかし、その後チームから離脱することはなくその後の3日間で行われた試合ではそんな状態でありながら本塁打を打つという活躍を見せています。
・指のまめをつぶす怪我(2016年)
大谷選手は2016年の7月10日、登板中に自身の手の指のまめを潰してしまい、それが原因となり途中で降板することとなりました。
この影響でそこから2ヶ月ほどは登板はありませんでしたが、その間は主に打者として活躍していたそうです。
・有痛性三角骨障害(2017年)
難しい名前のケガですが、右足首を痛める怪我のようです。
2017年2月に右足首を痛め、3月に出場予定だったWBCを欠場することとなりました。
この症状は特に足関節をよく使うサッカーなどでよく見られる怪我のようで、野球では特にピッチャーでなる人が多い怪我だったようです。
この怪我を治すために、内視鏡による足関節後方インピンジメント除去術を受け、手術は無事に成功。
WBCは欠場となってしまいましたが、1ヶ月後には復帰を果たしました。
・左大腿二頭筋の肉離れ(2017年)
上記の怪我からの復帰直後の4月8日のこと、大谷翔平選手は試合中に1塁へ走塁している際左の太もも裏を痛めてそのままピッチから離脱することとなりました。
この怪我の影響は大きいもので、結果的に登録を抹消、そして2ヶ月以上欠場することとなりました。
6月27日に復帰を果たしたものの、その後はなかなか良い成績を収めることはできなかったようです。
エンゼルス時代
・右肘の内側側副靱帯損傷(2018年)
2018年は大谷翔平選手がメジャーリーガーとしての出場が始まった年ですが、6月8日に右肘の内側側副靱帯を損傷し、故障者リストへと登録されました。
この時は手術を必要とするものではなかったため約1ヶ月後には復帰をしバッターとしての活躍を見せています。
・新たな右肘の内側側副靱帯損傷(2018年)
上記の靭帯損傷から復帰してからわずか3日後に、再び新たな損傷が発覚しました。
このタイミングで医師は手術を受けることを提案しましたが、当時大谷選手は手術は受けずに5日後には打者として出場し、その後もシーズン中は主に打者として試合に出場し続けたのでした。
大谷選手が手術を受けることを決意したのは2018年の10月。
おそらく現在の靭帯損傷にも程度によっては必要とされるトミージョン手術というものをこの時は受け、結果的に手術は成功しました。
・左膝蓋骨の手術(2019年)
上記で述べたトミージョン手術を受けた影響で2019年は大谷選手は打者としてのプレーに専念していました。
ですが同年の9月に膝に問題が生じてしまい、左膝蓋骨の手術を受けることに。
その影響で当時はシーズン中プレーすることができず欠場することとなりました。
・右屈曲回内筋群の損傷(2020年)
上記のトミージョン手術のリハビリを終え2020年の7月にようやく復帰登板を果たしました。
しかし復帰後の2戦目に右屈曲回内筋群の損傷が発覚し交代。
これの影響でその後シーズン中は登板することがなかったようです。
常にすごい成績を収めて世間を騒がせているイメージのある大谷選手でしたが、こうやって見ると意外と怪我や手術の経験があり、欠場していた時期もあったことが明らかとなりました。
世界の舞台で活躍する選手ですから一つ一つの試合がハードなものでしょうし、その分リスクも大きいのだと実感させられますね。
まとめ
今回の記事では、メジャーリーガーとして活躍する大谷翔平選手の怪我歴と手術歴について調査していきました。
普段の活躍ぶりが凄すぎて数々残している大記録に目が行きがちですが、その背景にはいくつかの怪我や手術の経験もあったようですね。
そして今回心配されているのが再びの右肘の靭帯損傷。。
もし今回のが重く手術が必要となるのであれば、彼が再び復帰して登板できるようになるまでには長い期間を要してしまうことでしょう。
もしそうなったらしばらく投手としての活躍が見れなくなるのは残念ですが、でも体を一番に考えて復活に向かっていってほしいですね!
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